最終処分
当社では、リサイクルの難しい一部の廃棄物を最終処分場へ埋立処分しています。具体的には、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず、燃え殻、ばいじん、汚泥、鉱さい、がれき類、等及びその廃棄物を処分するために処理したもの(施工令第2条第13号)を埋立処分します。
最終処分場全景
処分場の規模
埋立地面積 | 33,255平方メートル |
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埋立容量 | 459,330立方メートル |
埋立廃棄物中の有機物等の分解や金属等の溶出に伴い、汚染物質を含む浸出水やガスが発生します。最終処分場は地下水汚染防止のために、二重構造の遮水工で遮断しています。浸出水は集排水管で集水し、浸出水処理施設にて処理した後、河川放流しています。発生ガスはガス抜き管から排出しています。
こうして廃棄物の適正な処理と維持管理を行うことはもちろん、地域との共存共栄を図っています。最終処分場のある金沢市平栗地区において、高齢化と過疎化が進む中山間地の活性化の一助になればと、平栗町会と連携して里山景観の準備を進めたり、休耕田を利用してひまわり約7,000本を育てています。また毎年7月には平栗地区にて夏祭りを開催しています。
浸出水処理施設
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